リバウンドしたら体重が戻っても脂肪が残っています
「いったんヤセたけど前と同じ体重に戻った」ことはありませんか?
もしそうだとしたら、実はそれは「前より太った」ことになるのです。
同じ数字だったら、同じじゃないか?
減った体重がまたふえだすことをリバウンドといいます。それは、みんな知っていますよね。
でも、リバウンドしやすいのは、短期間に厳しい食事制限だけでやせた場合が多いのです。
楽して痩せることはダイエットに関しては、NGです。
また、こういうやせ方は、たしかに体重は落ちますが、それは脂肪体重だけではなく、筋肉や骨なども減った結果なのです。
結果として、食事制限が厳しければ厳しいほど、体は「飢え」に適応して省エネに努めるため、食べる量を少しふやしただけでも、カロリーオーバーになってしまうからです。
そして、体重が戻るときはそれがすべて脂肪となって戻るので、体重は前と同じでも、脂肪体重がふえた(太った)ことになってしまいます。
そのうえリバウンドでつく脂肪は、皮下脂肪よりも、成人病に結びつく内臓脂肪が多く、健康上もいいとはいえません。
リバウンドを繰り返しているとどうなるか。
脂肪がふえ続け、筋肉に比べて脂肪の割合が多くなり、ますます太りやすく、やせにくい体になってくる、ということなのです。
ダイエットのリバウンドは寿命にも影響してきます。
→体格指数(BMI)でわかるリバウンドの繰り返しは寿命に影響!
リバウンドした筋肉と脂肪
体重を減らすことだけを目標としたダイエットは、必死になって無理を重ねればある程度は成功するでしょう。
しかし、必ずリバウンドがきます。
ここでは筋肉と脂肪の面から説明をしましょう。
運動しないで、食べる量を減らして体重を減らそうとすると必ず筋肉が減っていきます。
なぜならば脂肪と言うのは、遺伝子のレベルでなるたけ減らさないようにプログラミングされているからです。
それは人類というよりも、動物すべての知恵でした。たくさん食べられる時に、できるだけ食べておいて、余ったカロリーは脂肪として体内に蓄積しておく。そのようにして、不幸にしてものにありつけない日々を、無事に過ごしてきたのです。
ですから、入ってくる食べ物の量が減って、なんとかやりくりをしなければならなくなったときには、大昔からの習慣に従って、 「大事な大事な脂肪」はとっておいて、筋肉のほうを減らしてしまうわけです。
それに、食べる量を減らしますと、摂取する水分の量も減りますから、体内の水分が減って体重も減ります。
食べる物を減らさずに、摂取する水分の量だけを減らしても、同じです。体内の水分が減って、体重が減ることになります。しかしこれは実に危険なやりかたです。
やり過ぎると脱水症状を起こしますし、必要な水分をとれば体重が元に戻るので、何の役にも立ちません。
サウナで痩せるのと同じことです。サウナに入ると汗をかくので、その分体重は減ります。
しかし、その後に水を飲めば、ずっと元に戻ります。気持ちよく喉が渇いたと冷えたビールをグっとのめば、体内の水分は元に戻り体重のほうはアルコールのカロリー分増えることになります。
脂肪を燃して体重を落とさない限り、健康なダイエットにはならないのです。
脂肪を何キロ燃やすかが、ダイエットのポイントであり体重計だけで成果を判断してはいけません。
ダイエットには体重の減少より、体格指数が重要です。
食事についても、同じ観点から考え直す必要があります。単に体重を減らすためと言うだけではなく、いかにして体内に蓄えた余分な脂肪を燃やすか、と言う観点から、食べ物の質を工夫しなければならないのです。
健康的な無理しないダイエットには
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ダイエットは長期戦
ダイエットに成功した人も、目標体重になってから3年以内に7割以上の人がリバウンドしています。
つまり、目標体重になって3年間その体重が維持できて、初めてダイエットが成功したといえるとおなじことですね。
5年間、リバウンドなしで過ごせたら、もうほぼ大丈夫
それは太らない生活習慣が完壁に身についたことを意味しています。
生活によほどの変化がない限り、一生スリムに過ごせます。
また、この時期は、いったん目標体重を達成していて、ダイエットのコツも身につけているはずです。
ダイエット→リバウンド→ダイエット→リバウンドを繰り返すことは、脂肪がふえてやせにくくなるということのほか、内臓脂肪がつくなど、健康上もよくないです。
なんといっても自己嫌悪に陥り、精神的なダメージを受ける点でも避けたいもの。
早めの対応で、リバウンドを防ぎましょう。
計画的にジムに通って、ダイエット効果をあげるならおすすめします。
ライザップはリバウンド率たった7%です。