こんなに！ってくらいすごくやせる
糖質制限食を使ったダイエットとは、糖質の摂取をできるだけ少なくするダイエット法のことです。
糖質制限食は、糖質の多い、ご飯、パン、麺類などの米・麦製品、芋類、菓子類を徹底して抜く食事療法です。
わかりやすくいえば、主食を抜いて、肉･魚･野菜などのおかずばかり食べるイメージです。
その際、カロリーや脂質の摂取量は気にしないのです。
1日3食か2食でご飯、パン、麺類などの米･麦製品・いも類、菓子など、糖質を主成分とした食品を1日約60から80グラムまでに制限する食事療法です。
一回あたりの食事に割ると20グラム程度に制限するってイメージですね。
糖質制限食の１０の目安
- 魚・貝・納豆・豆腐・チーズなどタンパク質や脂質が主成分の食品はしっかりたべてもいい
- 糖質、特に白パン・白米・麺類・菓子・白砂糖など糖製糖質の摂取は極力控える
- やむを得ず主食を摂るなら未精製の穀物（玄米・全粒粉のパンなど）を少量摂る
- 飲料は水・番茶・麦茶・ほうじ茶などのカロリーのないモノを摂る。成分未調整豆乳も大丈夫。牛乳･果汁は飲まない。
- 糖質含有量の少ない野菜・海藻・きのこ類は適量OK。果物は少量にする
- オリーブオイルや魚油（DHA・EPA）は積極的にとる
- マヨネーズ（砂糖なしのもの）・バターはOK
- お酒は蒸留酒(焼酎・ウィスキーなど)はOK。醸造酒(ビール・日本酒など)は控える
- 間食やおつまみは、チーズ類やナッツ類を中心に適量摂る。菓子類・ドライフルーツは食べない
- できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
これを実行すれば、８〜９割の人は従来の面倒なカロリー計算など一切不要で痩せていきます。自分自身の生活に当てはめて、もっともやりやすく、しかも続けやすい方法を確かめながら続けてみてくださいね。
タンパク質や脂質が主成分の肉や魚などは、お腹いっぱい食べても大丈夫です。
糖質の多い食品をあらかじめ把握しておいて、ふだんの食事でそうした食品を控えるようにすればいいだけです。
どんどんやせるしくみ
メカニズムは簡単です。糖質をとると血液中に増えたブトウ糖（血糖）を筋肉細胞に取り込ませるため、インスリンというホルモンが大量に出されます。
筋肉に取り込まれたブドウ糖は細胞内でエネルギー源として使われて、グリコーゲンとして蓄えられます。
しかし、この一連のプロセスで利用されずに余った血糖は、中性脂肪として脂肪組織にため込まれてしまい舞います。
だから糖質をとると特に男性は太ってしまうので、インスリンが肥満ホルモンといわれてしまうのです。
ならば、「糖質」を摂らなければいい、または制限するのです。
糖質を摂らなくなると、体が体内に蓄積された脂肪を燃やしてエネルギーとするため、肉や魚、野菜なら食べても食べても痩せていくのです。
もちろん、いくら糖質制限ダイエットを行ってもふだんからきわめて食事量の多いいわゆる大食漢や基礎代謝がきわめて低い人は、糖質制限に加えて、ある程度のカロリー制限も行わなくてはいけません。
でも、普通の量を食べる人で普通の基礎代謝があれば、糖質制限さえ行えば、みるみる痩せていきます。
糖質制限ダイエットの方法レベル
糖質制限には「ハード」「標準」「プチ」という3つの方法にあわせたレベルがあります。
「ハード糖質制限食」
ダイエット効果や生活習慣病の改善効果が最も高いのが、1日3回主食を抜いておかずだけを食べる「ハード糖質制限食」です。
「標準の糖質制限食」
次ぎに、3食のうち2食は主食をぬくけれど、忙しい朝食や昼食のどちらか1食だけ主食を食べるのが「標準の糖質制限食」です。
この場合、夜の活動量の落ちる夕食がポイントになります。夕食後は昼間と比べて活動量が少なくなるので、血糖値が下がりにくく、余った血糖が脂肪となって夜のうちに貯められてしまいます。
だから、夜に主食を食べないことが糖質制限食の基本になります。
「プチ糖質制限食」
有力のみ主食を抜いて、朝と昼は主食を食べるのが「プチ糖質制限食」です。この場合、夜だけなので実行しやすいメリットがありますが、改善効果はどうしても低くなります。
糖質制限ダイエットを成功させるためには、この3つのパターンをそれぞれのライフスタイルに合わせて実行すればいいんです。
糖質制限ダイエットを成功させている人の多くは、毎日の食事で細かく制限項目をチェックしていると負担が大きいので、朝食や昼食などの忙しい場合は、食べるパターンをあらかじめ２〜3種類くらい決めておいて、生活スタイルをシンプルにしてできる限りそれを続けています。
そうすると、まず体重が短期間で激減するという効果が現れます。
その喜びのために食欲が自然に抑えられてしまうのです。
家庭の協力、職場の環境、職種、毎日の生活パターンなどといった個人個人それぞれの要素をかんがえて、パターンを確立することが重要です。
1日3食食べて、うまく糖質制限食の選択ができなくて、糖質をとってしまうくらいなら、抜く方を選ぶ。そのぐらいの弾力的な考え方がいいですね。
糖質制限ダイエットの効果はすさまじい！
ダイエットといえば、ランニングマシーンで走ったり、朝早く起きて走り回るジョギング、毎食毎食カロリー制限で食べたいものを我慢して野菜中心のヘルシーな食事をイメージしてしまいますよね。
糖質制限ダイエットをするとおもしろいことに、急に痩せていくのです。
糖質制限ダイエットによって得られる効果は、わずか3ヶ月程度で20キロ以上痩せ、2年後でも25キロ減をキープできるというもの。これは、ライザップの食事制限の考え方と同じです。
糖質制限ダイエットという身体の機能を上手に好転させる仕組みを取り入れると、それまでの不規則な食事、運動不足、肥満、さらなる運動不足、ストレス、やけ食い、さらなる肥満、生活習慣病の発症という、悪循環から脱出できる効果があります。
糖質制限ダイエットは、「糖質制限」という名前がついているので、量を制限するのかと思うのですが、むしろ逆でそれどころかおいしいものをたくさん楽しく満腹に食べることによって、体重が急激に減少するのです。
効果の始まりは、ハードな糖質制限をすると4，5日目くらいでわかります。
体の中で何かのスイッチがぱーんと入る感じがします。
身体がダイエットモードに切り替わる瞬間です。
その結果、運動しやすくなりさらなる体重減少を実現できるのです。
そればかりか、痩せた状態を長い期間キープできて、バランスのとれた正しい健康管理という、好循環へと自分自身をきわめて短時間でリカバリーさせることができるのです。
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