太っている人のなかでも、ダイエットに繰り返し挑戦しては失敗するタイプの人は、多くの場合とてもまじめで 完全主義者が多い ようです。

 

しかし、ダイエットにこの生真面目さはときとしてアダになります。
このタイプの人は、ダイエットを始めるときも、高い目標を立て、自分の行動や食事にもきちんとしたルールをつくってそれをもとに行動しようとします。

 

ところが、このような行動は長続きせず、ルールが守れなかったときに、自己嫌悪に陥ってしまいます。

 

そして反動でヤケ食い→ますます太る、という悪循環になっていくのです。

 

もちろん、いいかげんではダイエットは続きませんが、ダイエットを始めるときは、現実的な目標を立てて、柔軟なルールを作り、肩の力をぬいて気楽にやりましょう。

 

ダイエットに関する限り、ちょっぴり不真面目なくらいが長続きして、成功するものですよ。

太っている人がみんな意志が弱いということではありません。
客観的に見れば、ダイエットでやせた人にも意志の弱い人はたくさんいます。

 

ただ、太った人は「ダイエットできないのは意志が弱いせいだ」と思いこんでいるだけなのです。

 

ほんとうに意志が弱いですか？
人からの信頼を失うほど、ものごとを成し遂げる力がないのでしょうか？

 

そんなことはないはずです。
太っている人の大部分は、やせている人と同じように責任感が強く、実行力があり、他人に信頼されているのです。

 

ダイエットを始めるとき、とても守れないような厳しいルールを作っていませんか？

 

今までの太ってしまった習慣生活をふり返らず、やみくもにダイエットしようとしていませんか？

 

これではどんな人でもダイエットを続けることはできません。

 

ところが挫折すると、「自分は意志が弱いから」と思いこんでしまうのです。意志が弱くて太る人はいません。

 

しかし、意志が弱いことを口実にして食べ過ぎ、太ってしまう人はたくさんいます。

 

あなたの「意志の弱さ」は思いこみに過ぎません。
その思いこみを捨て去ったとき、ダイエットはなかば成功したようなものなのです。

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　広 告